文部科学省は22日、本年度予算で約5億7100万円を投じる新規の「スポーツコミュニティの形成促進」事業の拠点となる23都道府県の35総合型地域スポーツクラブを発表した。競泳男子の古賀淳也(第一三共)らトップ選手も指導員として参加し、地域のスポーツ振興を目指す。

 目玉は19クラブが拠点となるトップアスリートの巡回指導で、古賀のほかビーチバレー男子の朝日健太郎(フォーバル)、レスリング男子のソウル五輪金メダリスト、佐藤満氏らが周辺地域の総合型クラブやスポーツ少年団、学校の部活動で指導する。トップ選手には月25万円を支給する。