男子テニスの17日付世界ランキングが発表され、前週47位の錦織圭(ソニー)が日本男子史上最高を更新する30位に浮上した。5月に松岡修造と並ぶ日本男子最高の46位となっていた錦織は、16日までのマスターズ上海大会で4強入りし、大きく順位を上げた。

 3位だったロジャー・フェデラー(スイス)が4位に後退し、2003年以来、8年ぶりにトップ3から陥落した。1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位のラファエル・ナダル(スペイン)は変わらず、マスターズ上海大会を制したアンディ・マリー(英国)がフェデラーを抜いて3位となった。

 添田豪(空旅ドットコム)は前週から順位を3つ下げて119位、伊藤竜馬(北日本物産)は1つ順位を上げて120位だった。