国際オリンピック委員会(IOC)と最高位スポンサー契約した米化学大手のダウ・ケミカル社の選定を疑問視し、インド・オリンピック委員会がロンドン五輪をボイコットするかどうかを12月5日に投票で問うと25日、英メディアが報じた。

 1984年にインド中部のボパールで有毒ガス流出事故を起こし、多数の死亡者を出した米ユニオン・カーバイド社を同社は買収している。IOCは「懸念を表明しているインド選手はいるが、ボイコットに関する報道は正確でない」としている。