<ラグビー大学選手権:慶大39-24流通経大>◇1回戦◇18日◇東京・秩父宮ラグビー場

 慶大は前半を14-12で終え、後半は一気にたたみかけた。2分にCTB仲宗根健太主将(4年)が正面22メートルからのPGに成功。3分にはフランカー石橋拓也(1年)が相手キックをチャージし、自ら拾ってトライに結び付けた(ゴール成功)。6分に相手トライは許すが、9分にはBKのライン攻撃からWTB鈴木貴裕(3年)が、26分にはターンオーバーされた直後に、NO8栗原大介(4年)が相手パスをインターセプトして勝負を決定づけるトライを決めた。

 田中真一監督は「相手のミスに対して、素早く反応できた。(相手NO8)イシレリ対策、モール対策は練習の成果が出た。体の大きい相手に対抗できる兆しが見えた」と、次戦の天理大戦を見据えていた。