<レスリング:全日本選手権>◇初日◇21日◇東京・代々木第2体育館

 男子フリースタイル120キロ級で荒木田進謙(23=専大ク)が地力を示して2連覇。大会前に足の甲を捻挫してタックルの威力を欠いたが、3試合のうち2試合でフォール勝ちに「体調が万全ではなく、内容は可もなく不可もなしだった」と話した。

 世界選手権は2回戦で敗れ、外国勢との体力差を痛感した。パワーアップを課題に掲げ「五輪には何が何でも出たい。そのためなら、どんな時間を削ってでも練習する」と口にした。