<柔道:グランプリ大会>◇最終日◇19日◇ドイツ・デュッセルドルフ

 男女計7階級を行い、左肘手術からの復帰戦となった男子100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)は準決勝でアダム・オクルアシビリ(グルジア)に投げ技で一本負けし3位だった。

 世界ランキング18位で31歳の鈴木は準々決勝で同5位の金成民(韓国)に優勢勝ちしたが、同26位と格下の相手に敗れ、完全復活をアピールできなかった。

 女子70キロ級で世界ランク4位の国原頼子(自衛隊)は準決勝で同19位のブラジル選手に一本負け。ロンドン五輪代表争いから後退した。

 今大会では男子が7階級で1人も決勝に進めなかった。女子は2階級を制した。