<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇2日目◇20日◇東京・代々木第1体育館

 前回3位で初優勝を狙う日本が、男子を制した高橋大輔(関大大学院)らの活躍で暫定首位をキープした。

 世界選手権銀メダルの高橋はトップだったショートプログラム(SP)に続いてフリーでも4回転ジャンプに成功し、自己ベストを更新する世界歴代2位の合計276・72点をマークした。世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が260・46点の2位、小塚崇彦(トヨタ自動車)は6位だった。

 ペアSPは世界選手権銅メダルの高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組が64・92点で首位発進。アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は6位に終わった。

 参加は6カ国。男女に各2人、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計を争う。最終日の21日はペアと女子のフリーを実施する。