<ホッケー:ロンドン五輪世界最終予選>◇2日目◇26日◇男子1次リーグ◇岐阜県グリーンスタジアム◇観衆300人

 世界ランク15位の日本男子は同23位のチェコを6-0で下し、白星発進した。前半4分にペナルティーコーナー(PC)からDF長沢克好(26=名古屋フラーテル)が先制。同23分にもPCを長沢が決めると、FW坂本博紀(24=箕島クラブ)の3得点などで快勝した。

 長沢は「自分の役割はPCを決めること。強い気持ちで、気持ちが乗った状態でゲームに入れました」と喜んだ。MF川上啓主将(28=名古屋フラーテル)は「昨日、女子が勝って刺激を受けました。男子も置いていかれないように、やってやるぞ、という気持ちです」。25日に7-0で圧勝スタートした女子代表に負けじと、気合十分だった。

 この日は日本のライバルになる南アフリカ(12位)が11-1でブラジル(42位)に圧勝。中国(17位)とオーストリア(21位)は、1-0で中国がリードした前半終了時に降雨によるグラウンドコンディション悪化のため、後半は27日に延期された。

 日本男子の2戦目は、28日午後3時開始のオーストリア戦になる。