レスリング女子世界選手権で10連覇し、五輪3連覇と合わせて前人未到の13大会連続世界一を達成した55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)が一夜明けた29日、カナダのストラスコナカウンティのホテルで記者会見し、晴れやかな表情で今後のプランなどを語った。
-快挙から1日
吉田
そんなに実感が湧いていない。日本に帰ってから喜びが大きくなると思う。メールなどでは『おめでとう』ときた。
-「人類最強」と呼ばれた12大会連続世界一のカレリン超えとは
吉田
記録を残すことで注目されるし、日本レスリングが強いことを示せる。こだわりはあった。
-14大会連続世界一への意欲は
吉田
出られるなら出たい。目標がないと休みがちになる。
-選手として10月に30歳を迎えるが
吉田
まだ通過点かなと思う。自分のペースで楽しみながらやりたい。
-母親(幸代さん)が、ぼろぼろになる前に引退してほしいと
吉田
勝ち続ける間はやり続けたい。勝てないと思ったら引退を考える。
-12月の全日本選手権は出るか
吉田
悩んでいる。若手も出てきている。やるからには負けられないので。
-結婚の考えは
吉田
相手がいないと。自分で見つけたい。心配無用です。