テニスの全米室内選手権(テネシー州メンフィス)男子シングルスでツアー3勝目を挙げた錦織圭(日清食品)が、決勝から一夜明けた25日(日本時間26日)、取材に応じ「たくさんの方からお祝いの言葉をもらった。これだけ反響があるのは久しぶりでうれしい」と喜びを語った。

 前夜はコーチらと食事に出かけ、ロブスターに舌鼓を打ったという。この日は2008年にツアー初制覇を果たしたデルレービーチ国際選手権に備えるため、フロリダ州の開催地に移動して早速会場で練習。「今は今週しっかり戦うことを考えている」と次戦に向けて気持ちを切り替えた。

 全米室内で5試合を戦い「緊張もあって(体に)硬さはある」と話す。第4シードで臨む26日(同27日)の1回戦は高速サーブが武器のイボ・カロビッチ(クロアチア)が相手で「まずはリターンをしっかりやりたい」と意気込んだ。

 [2013年2月26日11時40分]日刊スポーツのオススメ