2020年東京五輪招致委員会は28日、東京都内で第1回アスリート委員会を開き、日本オリンピック委員会(JOC)の荒木田裕子理事を委員長に選んだ。委員会はJOCアスリート専門部会のメンバーを中心に構成され、招致活動に選手の意見を取り入れる。

 1976年モントリオール五輪バレーボール女子金メダルの荒木田委員長は「気持ちを一つに招致へ向かうぞという思いでやりたい」と述べた。

 陸上の室伏広治(ミズノ)やレスリングの吉田沙保里(ALSOK)、重量挙げの三宅宏実(いちご)の現役選手も委員となり、副委員長にシンクロナイズドスイミングの小谷実可子さんとパラリンピック競泳の河合純一氏が就任。河合副委員長は「(招致で敗れた)4年前の悔し涙を、喜びの涙に変えたい」と話した。

 [2013年2月28日12時58分]日刊スポーツのオススメ