暴力問題などで混乱している柔道女子日本代表の田辺勝監督代行は5日、強化合宿を予定通り3月下旬に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行うと明言した。一連の問題で予定が白紙となっていた。

 脚取りを完全に禁じ、攻撃姿勢を強く促す新ルールが2月の国際大会から試験導入された。全日本柔道連盟の斉藤仁強化委員長が「日本としての闘い方を確認する必要がある」と合宿開催を決断し、欧州遠征で新ルールの実情を見た田辺監督代行は「検証して選手に伝えたい」と語った。

 [2013年3月5日22時33分]日刊スポーツのオススメ