<フィギュアスケート:世界選手権>◇14日◇カナダ・オンタリオ州ロンドン

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(22=中京大)はジャンプのミスが出て、62・10点の6位と出遅れた。

 「今日のショートは(今季最高得点を出した)4大陸選手権のような演技を目指したんですが、それができなくて残念です」。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はなんとか着氷したが、終盤の3回転ループで「跳ぶ前から左足が変な方向に向いていた」と1回転になるミス。スピンでも取りこぼしが目立ち、「悔しいミスをしてしまった」と肩を落とした。

 バンクーバー五輪金メダルの金妍児(韓国)が、69・97点で首位発進。逆転優勝へは約8点差あるが、「明日があるので、もう一度やってきたことを確認したい」と16日(日本時間17日)のフリーを見据えた。