ソチ五輪出場第1号を決めたアイスホッケー女子日本代表の愛称が「スマイルジャパン」に決まった。日本アイスホッケー連盟が、28日に都内ホテルで開いた記者会見で発表した。

 苦しい状況でも常に笑みを絶やさず、最終予選で底力を発揮。選手やマクラウド・カーラ・コーチの意見が反映されるかたちとなった。大沢ちほ主将(21=三星ダイトーペリグリン)は「最終予選では、いつも通りのプレーをすることが出来た。どんな状況でも笑顔でプレーすることで最高の結果を出せたので、わたしたちは『スマイルジャパン』を希望していた。その愛称に決まってうれしく思います」と話した。

 チームは30日に日本を出発し、ドイツで事前合宿とテストマッチを消化。4月7日開幕の世界選手権(ノルウェー・スタバンゲル)に臨む。世界選手権はソチの次の2018年平昌冬季五輪の予選も兼ねることから、大沢主将は「必ず優勝してトップディビジョンに上がりたい」と抱負を語った。