東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの慈善演技会が31日、神戸市のポートアイランドスポーツセンターに約2400人の観客を集めて行われ、高橋大輔、織田信成(ともに関大大学院)町田樹(関大)宮原知子(大阪・関大中)らが熱演して満員の会場を盛り上げた。

 3年連続の開催で、入場料や選手が使ったスケート靴、ウエアのオークション収益は義援金として寄付される。発起人の高橋は「本当の復興には長い間かかると思うので4回目、5回目と続けたい」と話し、小学生時代に阪神大震災を経験した織田は「早く元の姿に戻ってほしい。復興への思いが少しでも被災地に届けば」と願った。