ソチ冬季五輪を目指すフィギュアスケート男子の18歳、羽生結弦(ANA)が30日、拠点を置くカナダから帰省中の仙台市内で練習を公開し、4回転トーループを決めるなど元気な姿を見せた。ブライアン・オーサー・コーチによると、今季のフリーの演目はニーノ・ロータが作曲した映画「ロミオとジュリエット」の音楽で滑る。

 2012年世界選手権で銅メダルを獲得した2シーズン前にフリーで「ロミオとジュリエット」を使ったが、楽曲が別という。ショートプログラムでは世界歴代最高得点を連発した昨季と同じ「パリの散歩道」を演じる。羽生はフィンランディア杯(10月4~6日・エスポー=フィンランド)が今季初戦となる。