ソチ2014パラリンピック冬季競技大会(3月7日開幕)の代表選手団の結団式と壮行会が5日、都内で行われた。今大会の代表選手は20人で、冬季では10年バンクーバーの41人、06年トリノの40人と比べると半数の少数精鋭で挑む。

 20年の東京パラリンピック開催が決定したこともあり、荒木雅信団長は「東京大会成功の起爆剤になりうる、重要な位置づけの大会」と語気を強めた。壮行会では安倍晋三首相(59)も激励に駆けつけ「日本から送る声援と熱意を力に変えて頑張って」とエール。4大会連続出場で主将も務める森井大輝(33)は「チームとしても1つにまとまっている。いい状態で臨めると思うので、楽しみです」と話した。