日本水連の上野広治競泳委員長は15日、2020年東京五輪に向けたジュニア層強化につなげるため、15年以降の日本選手権で中高生の特別出場枠設置を検討することを明らかにした。

 現行の規定では、日本選手権の出場には参加標準記録の突破が条件となっている。上野委員長は「これまでと同じやり方で強化をやっていたら駄目。特別枠を設けて、ジュニアの選手が(レベルの高い選手と)しのぎを削れるようにしたい」と説明した。