レスリング女子の伊調馨(ALSOK)が12月の全日本選手権の決勝で右膝の内側側副靱帯(じんたい)を負傷し、1月いっぱいをリハビリに充てていることが21日、分かった。ALSOKの大橋正教監督が話した。伊調はこの日公開された代表合宿を欠席した。

 伊調は全日本選手権後に2日ほど入院したが、手術はしなかったという。大橋監督は「6月の全日本選抜選手権には万全の状態に戻し、世界選手権で優勝して五輪の枠をつかめるようにする」と見通しを語った。