男子テニスで世界59位の錦織圭(19=ソニー)が、早くも全仏制覇宣言だ。27日(日本時間28日)、米国でのツアー大会連戦を前に電話の記者会見を行い「最初に全仏オープンを制し、数年で世界ランキングのトップに立つ」と宣言した。

 全仏は、錦織の最も好きなクレー(土)コートの最高峰だ。錦織にとって、まだ本戦出場がかなわないただ一つの4大大会だけに、その思いは深い。

 全豪で初戦敗退後、練習拠点である米国に戻り、すでに練習を開始している。右腕の筋肉痛はほぼ完治。2月9日開幕のサンノゼでの大会、翌週のメンフィスの大会と米国のツアーを転戦し、3月の6~8日の国別対抗戦デ杯中国戦(大阪)出場のために帰国する予定だ。