夏場所で十両優勝を飾った千代白鵬(25=九重)が17日、時津風部屋への出げいこで、精力的に動いた。豊ノ島、時天空、普天王らと申し合いを行い、13番取って8勝5敗だった。名古屋場所(7月13日初日、愛知県体育館)では新入幕が濃厚。ここ数場所は自転車を駆って、春日野、出羽海、時津風部屋などに出かけ、上位力士の胸を借りてきた。「けいこ場は本場所とは違うけど、けいこで勝っていることは自信になる。それに十両から落ちて幕下になるのと違って、落ちても十両なので、思い切っていける」。早く幕内で相撲を取りたいという気持ちで、けいこにも熱が入っている。