大相撲の横綱白鵬は28日、夏場所が通常開催される可能性が危うくなり、番付編成のための「技量審査」の場として無料で一般公開する案が浮上したことについて「協会についていくだけ」と、日本相撲協会の方針に従う意向を示した。東京都墨田区の宮城野部屋で、朝稽古後に語った。

 東日本大震災の被災地を訪問する思いもあらためて語った。都内にも被災者の避難所はあるが「私の考えは現地に行くことが一番」と希望した。