大相撲の横綱審議委員会稽古総見が27日、東京・両国国技館で行われた。新十両の千代皇(21=九重)と希善龍(亀井から改名、27=木瀬)が白まわし姿で初参加した。

 千代皇は「幕下の時とは緊張感が違った。でも通じるんだという部分もあり、夏場所へ向けてより一層気合が高まりました」と手応えを感じていた。希善龍はぶつかり稽古で元大関の関脇把瑠都に胸を借りた。「重かったです。把瑠都関に胸を出してもらえるなんて本当に光栄です」。2人にとって、貴重な1日となったようだ。