日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月7日、愛知県体育館)の番付編成会議を開き、青狼(24=錣山)、琴弥山(29=佐渡ケ嶽)、遠藤(22=追手風)、大砂嵐(21=大嶽)の4人の新十両を決めた。

 エジプト出身の大砂嵐はアフリカ大陸から初の関取となり、所要8場所も外国出身力士では小錦、把瑠都と並び最速となった。

 日大で昨年のアマ横綱に輝き、春場所に幕下10枚目格付け出しでデビューした遠藤は、史上最速タイの所要2場所で関取となった。

 琴弥山は所要85場所での十両昇進で、琴乃峰と並ぶ史上4位タイのスロー出世。

 また、36歳0カ月の芳東(玉ノ井)が史上4位の年長再十両となった。

 合わせて、元十両琴禮(31=佐渡ケ嶽)ら14人の引退も発表された。