日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、夏場所限りで定年退職した立行司の第36代木村庄之助(井筒)に代わる昇格は見送り、名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)は空位となることが決まった。

 木村庄之助の不在は06年春場所以来、約7年ぶり。横綱土俵入りなどは立行司の式守伊之助(63=友綱)が務める。

 また、名古屋場所番付発表日の6月24日付で、十両格行司の木村秋治郎(42=三保ケ関)が幕内格へ、幕下格行司の式守玉三郎(36=片男波)が十両格へ昇進することも発表された。