大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の横綱審議委員会による稽古総見が26日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。

 上位で大関稀勢の里(28=田子ノ浦)が1人、気を吐いた。日馬富士に最初の相撲から4連勝するなど5勝3敗、かど番の豪栄道にも7勝で勝ち越すなど幕内最多20番をこなした。突き押しの相撲が目立ったが「昔を思い出し、上がってきた相撲をもう1度思い出して、何か新しい自分を見つけようと、いろんなことをやっている」と、新年への変革を掲げていた。