日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 今春センバツで準優勝した東海大四(南北海道)エース大沢志意也(3年)だったが、全5試合で4完投した疲労がたたって、甲子園後はスロー調整を余儀なくされた。腕試しとなった今月14日、大阪桐蔭との練習試合で8回6失点(自責4)し「もっと制球を意識しないと」と痛感。大脇英徳監督(40)は「以降、真っすぐ中心に丁寧に投げるようになった」。センバツで光った低めの制球力を取り戻し、混戦の地方大会を勝ち抜く。