滝川二(兵庫)山名大夢内野手(3年)が、併殺を狙った送球を顔面に受けるアクシデントにあった。

 6回無死一、三塁、一塁走者の山名は二塁ゴロで、二塁にダッシュ。二塁手から遊撃手、さらに一塁へと転送したボールが、顔面を直撃した。

 その場にうずくまって動けなくなり、担架で運ばれた。球場内にドクターが駆け付け、甲子園が騒然となった。

 山名は直後に途中交代し、救急車で搬送された。

 大会本部は「右目上部(眉毛のあたり)に当たり、約5センチの裂傷を負いました。腫れも見られるため、救急車で尼崎市内の病院に向かいました」と発表した。