創設100年を迎えた第97回全国高校野球選手権大会は休養日となった18日、前日の準々決勝を勝ち上がった4校が兵庫県西宮市内などで調整した。休養日は試合日程の公平性、選手の健康管理などのため一昨年に導入された。

 19日は甲子園球場で仙台育英(宮城)-早実(西東京)、東海大相模(神奈川)-関東第一(東東京)の準決勝が行われる。

 仙台育英は準優勝した1989年以来、早実は斎藤(日本ハム)を擁して全国制覇した2006年以来の決勝進出が懸かる。東海大相模は5年ぶり3度目、関東第一は初の決勝を目指す。

 今大会2本塁打を放った早実の1年生、清宮はフリー打撃などで汗を流した。東海大相模は打撃中心のメニューをこなし、二枚看板の小笠原、吉田はノースローで調整した。