「真田丸」ゆかりの明星が2年ぶりに2回戦を突破した。

 初回に4番の白数聖矢外野手(2年)の適時打などで2点を先制。2回にも2点を加点した。投げては2年生投手・北野夏飛人(なつひと)投手が9回を132球2失点(自責点1)で完投した。

 北野は「状態が良くなかったので、コントロール重視で投げました。(次戦までに)調子を上げて、走者を出さないようにしたい」と3四球の内容を反省しつつ、3回戦突破へ意気込んだ。

 同校の敷地は、真田幸村が大坂冬の陣で難攻不落の出城を築いた地で、最大の激戦地であったとされる。今年の2月に同校のテニスコートの外側に「真田丸顕彰碑」が建てられた。