ノーシードの清峰が春の九州大会に出場したシード長崎日大を下し決勝に駒を進めた。

 2-2で迎えた7回。2死二塁で6番・藤原弘樹内野手(3年)が、なんと高校初となる左越え2点本塁打をたたき込んだ。井手英介監督(37)も「あんなの記憶にない。出来過ぎでしょう」と言う一撃で勢いづき、8回も2点を加えた。9回2点を返されたが一丸で逃げきった。広島今村を擁して出場した08年以来の夏切符へ王手をかけた。