開星の自慢は打線。大事なところでつながった。追いつかれた直後の4回1死から森山の適時打で勝ち越した。1点で終わらない。2死後、3番の主将葉田、4番上田の連続適時打でもう2点。優位を固めた。
取られても取り返す攻撃型のチームを目指してきた。そして、今夏。決勝を含む6試合で計45点を奪い、中心を担う葉田は2本塁打を含む11安打10打点、上田も1本塁打を含む8安打8打点とよく打った。山内監督は「失点してもかえせばええんじゃという雰囲気が出来てきた」と喜ぶ。打力にさらに自信を深め、3年ぶりの夏の大舞台に挑む。(朝日新聞)
◆開星 1924年(大13)創立の私立校。生徒数は525人(女子204人)。野球部は88年創部で部員数は85人。甲子園は春3度、夏は10度目の出場。主なOBはDeNA梶谷隆幸、阪神糸原健斗ら。所在地は島根県松江市西津田9の11の1。大多和聡宏校長。
◆Vへの足跡◆
1回戦6-3松江商
2回戦15-5松江農林
3回戦7-2島根中央
準々決勝5-2立正大淞南
準決勝7-1浜田
決勝5-2益田東