大相撲の元横綱・輪島大士氏(69)の長男で、天理(奈良)の輪島大地投手(3年)が甲子園のマウンドに立った。

 シート打撃の1番手で登板。約5分間、打者相手に投げ続けた。初めての甲子園のマウンドだったが、「思ったより緊張しなかった。本番も緊張せず行けるかなと思いました」とりりしく振り返った。

 夏の奈良大会で「13」だった背番号は「11」に。中村良二監督(49)からは「投げる可能性は十分あるから準備しておけよ」と言われており、「チームを勢いづける堂々としたピッチングがしたい」と意気込んだ。