31年ぶり出場の土浦日大(茨城)が松商学園(長野)に大敗した。投手陣が毎回の21安打を浴び12失点。3回以外の8イニングで得点を許し最後まで立ち直れなかった。

 先発の富田卓投手(2年)は号泣。「3年生ともう少し長く野球をやりたかった。力不足が課題。ストレートをもっと磨きたい」と話した。3打数無安打2三振に終わり救援登板でも7失点した4番井上莞嗣内野手(2年)は「3年生に申し訳ない」とがっくり。

 84年夏の甲子園で取手二の内野手としてPL学園を倒し優勝した経験がある小菅勲監督(51)は「向こうの打線が1枚上でした。うちの投手が打たれすぎました」と松商学園打線に脱帽していた。