山梨学院が3時間を超える熱闘を制し、夏3連覇を達成した。

 プロ注目の左腕垣越建伸投手(3年)を温存しながらも、2回表に4点を先制した。4回裏無死一、二塁から登板した垣越も5回を投げて6安打2失点に相手打線を抑えた。「去年の夏の甲子園で負けてからすべての時間を使ってやってきた。ここで出さなかったらいつ出すんだ」とチームを鼓舞した吉田洸二監督(49)は、うれし涙でV3を振り返った。