【第2試合(10:30) 興南(沖縄)-木更津総合(東千葉)】

 興南は勝てば15年以来3年ぶりベスト16入り。土浦日大との1回戦は打線が15安打を放ち6得点。投げては先発藤木が7回まで1失点。その藤木が2点リードの8回に無死満塁のピンチを招くと、2番手の2年生宮城が無失点で切り抜ける好投を見せ継投がはまった。沖縄勢は千葉勢と夏に過去4度対戦し全勝。1回戦に続く関東勢撃破で九州勢最後の砦を守れるか。

 木更津総合は勝てば16年以来2年ぶりベスト16。敦賀気比との1回戦を12安打10得点で大勝した。こちらも先発野尻が8回途中まで1失点。2番手根本が得点を許さなかった。県大会で背番号1をつけた白井、同じく県大会で5試合に登板した篠木も控える投手力には自信を持つ。

 ともに打線好調。互いに継投で勝ち上がり、投手交代のタイミングもポイントとなりそうだ。

◆興南のおもなOB ソフトバンク島袋洋奨、ボクシング元世界王者具志堅用高

◆木更津総合のおもなOB 楽天与田剛コーチ、DeNA井納翔一