第101回全国高校野球選手権に向けた高野連主催の全国審判講習会が28日、甲子園球場で行われ、各都道府県から48人(北海道は2人)の審判員が参加した。毎年この時期に行われ、今回が59回目。29日まで行われる。

初日は八田英二高野連会長のあいさつに始まり、フォーメーション、ジェスチャーや投球判定の練習があった。夜には座学が行われる。今春のセンバツでサイン盗み疑惑が話題になったことを受けて、参加した審判員には各地区のチーム、選手に対してマナーを徹底させるよう改めて伝える。

窪田哲之・審判規則委員長は「センバツの報告ではいくつかルールにはさわらないマナー違反があった。いま1度しっかりと呼びかけて、スキルとともに各都道府県に持ち帰ってもらって、伝えてもらいたい」と強調した。