私立強豪同士の対戦は、延長11回の激闘の末、龍谷が競り勝った。

2-2で迎えた延長11回表2死二、三塁から4番の大西恵汰内野手(3年)が右前へ2点適時打。「打ったのは内角低めの真っすぐ。打った瞬間、鳥肌が立ちました」。その前に、1死満塁からスクイズのサインに空振りしていた。「絶対に打たないと相手に流れがいってしまうと思った」と必死の結果に大西は胸を張った。16年、18年夏と対戦してともに勝利している早稲田佐賀。リベンジに燃える相手を逆に粘って返り討ちにした。