6日開幕の全国高校野球選手権大会に出場する静岡高は4日、大阪・茨木市内で練習を行った。小岩和音(あのん)主将(3年)は「いつも通りにやれたと思う。3年生中心にバットも振れているので、良い状態で初戦に入れそうです」と手応えを語った。

3日の抽選会で津田学園(三重)との対戦が決定。直後から情報収集を始めた。「動画サイトで三重県大会の映像を少し見た」。中学時代の県選抜チームメートで、津田学園との対戦経験がある掛川西・飛弾野慎之介捕手(3年)や浜松商・福井優也内野手(3年)らからも情報を得たことも明かした。

抽選会の後には、握手を交わした津田学園・石川史門主将(3年)とも会話。「チームの状態を聞いたら、投手を中心に良い状態だと言っていた」という。相手に探りを入れつつも、チームの大黒柱として急ピッチで準備を進める。【河合萌彦】