明徳義塾(高知)が接戦を制して、2年ぶりの夏初戦突破を果たした。馬淵史郎監督(63)は春夏通算51勝目で渡辺元智氏、前田三夫氏と並び、歴代4位となった。

藤蔭(大分)は0-6から2点差に迫ったが及ばず。春夏通じて甲子園初勝利ならず。26歳の竹下大雅監督は、甲子園初采配で健闘したがベテラン監督から白星を奪うことはできなかった。

明徳義塾は4回表、1死一塁から5番奥野翔琉外野手(2年)が右中間に適時三塁打。さらに7番今釘勝内野手(2年)の左前適時打で、この回2点を先制した。

明徳義塾は6回表に打者9人の攻撃で4点を追加。藤蔭(大分)は6回裏、3番樋口昇樹外野手(3年)、4番塚本修平内野手(3年)の連続タイムリーなどで4点を返した。