倉敷商(岡山)が鳥取城北を破り、11年春以来となる中国王者に輝いた。15日から始まる明治神宮大会では、開幕試合で関東代表の高崎健康福祉大高崎(群馬)と対戦する。

1回戦の境(鳥取)戦では福家悠太投手(2年)が9回4安打完封で14三振を奪う快投をみせ、2-0で勝利。準々決勝は矢上(島根)と点の取り合いの末、延長11回10-9で競り勝った。主将の原田将多内野手(2年)が6打数3安打6打点と活躍した。準決勝は広島新庄に延長11回7-4。再び原田が4-4の11回2死満塁から走者一掃の三塁打を放った。

倉敷商は決勝進出で既に12年以来となるセンバツ出場を濃厚にしていた。

主なOBは元中日、阪神、楽天監督の星野仙一、元阪神の葛城育郎、ロッテ岡大海ら。