第102回全国高校野球選手権大会中止にともなう岩手県独自の代替大会が行われ、雨で1日順延となった沿岸南地区も開幕。昨夏、佐々木朗希投手(18=ロッテ)を擁して準優勝した大船渡が10-1で大槌を下し、初戦突破した。5日の代表決定戦では、11日からの県大会出場を懸けて大船渡東と対戦する。

大船渡・国保監督は試合後、昨夏の岩手大会決勝で現ロッテ佐々木朗を登板させなかったことについて言及。「準決勝で他の子が投げていたら、勝てていたのか。日程的な問題もあった。今でも、あれがよかったのか答えは分からない」と口にした。