水戸一は選手の能力を最大源に生かす竹内達郎監督(46)の「ハイブリッド野球」が高性能ぶりを発揮した。

その真骨頂は、古谷(こや)崇晃(3年)捕手の、7回1死からの継投。先発左腕、佐次泰晟投手(3年)から切り替え、逃げ切った。「うちの勝利の方程式」と同監督。

初回に先発投手に盗塁を敢行したり、サイン見落としの選手を即座に交代させるなどスキを見せなかった。