桐蔭学園が5回コールド負けを喫し、2年ぶりの関東大会出場を逃した。

鎌倉学園の先発、増島佳祐投手(2年)の前に2安打無得点。主将で3番の木本圭一内野手(2年)は「自分たちの野球ができなかった。力負けです」と肩を落とした。4回に無死一塁から中前打を放って好機をつくったが後続が続かず。貴重なチャンスも生かすことができなかった。

中学時代はU15日本代表を経験。入学時は森敬斗(現DeNA)と寮で同部屋で、1年夏からはレギュラーとして、二遊間でコンビを組んだ。森が卒業後も、その背中を追いかけている。「森さんは勝負強さがあった。でも、自分にはまだない。2死からでもしっかり捉えられる力をつけて、夏はチームを甲子園に連れていきたい」と、さらなる成長を誓った。