東海大静岡翔洋が4年連続4度目の優勝を飾った。13安打10得点の猛攻で駿河総合を10-6で退けた。先発の鈴木豪太投手(2年)が、粘りの投球で7安打6失点完投。1点リードの8回に代打・小茂田義人内野手(2年)が2点適時打を放ち、エース右腕を援護した。3位決定戦は、常葉大橘が2-1で静岡学園を下した。

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駿河総合は3度のリードを奪ったが、投手陣が踏ん張れなかった。

先発・西島賢介投手(1年)が5回6失点、2番手・原崎翔陽投手(1年)が3回4失点と、ともに相手打線を抑えられなかった。望月俊治監督(55)は「投手は試合や回の入りが課題。もう1度野球を勉強し直して、レベルをワンランクアップしないと。まだまだこれからですから、この冬にじっくりと鍛えます」と話した。