第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に10年ぶりの出場を決めた北海は30日、札幌市内の同校で練習を行った。

距離スキーなど約3時間のメニューをこなした。せたな町出身コンビ、大津綾也捕手(2年)が「甲子園に出る実感が湧いてきた」と言えば、吉野龍生投手(2年)も「行くだけではなく優勝を目指したい」と話した。

故郷の仲間からも激励がきた。2人は21世紀枠での選出がかなわなかった知内の小山綸斗捕手(2年)と幼なじみ。小山と実家が隣同士の大津は祝福の電話を受け「『頑張ってこい』って。一緒にやってきた仲間。あいつの分も背負って戦いたい」。年末年始には3人で初詣や練習をするのが恒例行事。親友のためにも戦い抜く。

聖地出場を決め、覚悟も新たになった。昨秋背番号10で計5回2/3で自責2の吉野は「(木村大成と)ダブルエースでいけるぐらい成長したい。甲子園では背番号1で投げる気持ちです」と意気込むと、大津も「1日1日を無駄にせずにしていきたい」と気を引き締めた。【浅水友輝】