52年ぶり3度目出場の宮崎商は天理に完敗し、センバツ初勝利を逃した。

天理の193センチの長身エース右腕、達孝太投手(3年)から6安打を放ち1点をもぎ取りはした。だが、最速タイ146キロを記録した剛球でグイグイ押す快投に10三振を喫し攻略できなかった。

8回に一矢報いた。1死一塁で、3番・中村碧人内野手(3年)が「真っすぐを狙っていた」という達の133キロ直球を強振。打球は風にも乗り中越え適時三塁打となった。それでも「まだ満足できていない」と悔しがった。

達の速球に慣れるため、160キロに設定した打撃マシンのボールを見る練習に取り組んだ。また、角度のある球の対策として、台の上から投げた球を打ってきたという。終盤に1点を奪ったが、橋口光朗監督(32)が「(達は)ランナーを背負うと粘り強くコントロールよく投げてくるいい投手と思った」という好投手に屈した。