秋田中央は千田颯外野手(3年)が2安打3打点の大活躍だった。初回1死一、二塁から右前適時打で先制点をマークすると2回1死満塁では、中前安打で2点を追加した。この回、打者一巡の猛攻で一挙5得点。勝田慎監督は「各打者が準備してきたことをやってくれた」と目を細めた。投げては先発のサブマリン右腕、湊優成(3年)が幻惑投球を披露し6回を10安打3失点。最遅80キロ台の変化球に上手投げを交えた120キロ台直球で打たせて取った。「失投を打たれてしまったので、横と高さを使いながら、しっかり抑えたい」と決勝戦を見据えた。