第103回全国高校野球選手権栃木大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。

【展望】

佐野日大が本命。春季県大会決勝は13-10で作新学院を破り、決勝を含む5試合中4試合で2桁得点をたたき出した強力打線を擁する。関東大会で花咲徳栄(埼玉)の投手陣に抑えられたことをきっかけに、一層打線を強化してきた。

対抗は高い総合力を持つ作新学院。課題としてきた打撃力も、インハイをさばくために高めに上げるトスバッティングなどを行い、ピンポイントに実力を上げてきた。

今春県大会で唯一の公立4強入りを果たした宇都宮工も、実戦形式の練習を多く積んできた。勝負強さを身に着け頂点を狙う。