兵庫大会が3日、近畿地区のトップを切って開幕した。開会式は兵庫・明石トーカロ球場で行われ、20校が参加。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ベンチ登録選手20人が参加したのは、この日1回戦を行う星陵、兵庫農の2校のみ。18校は主将1人だけだった。

神戸弘陵の林天翔主将(3年)が選手宣誓を行った。「2年ぶりに夏の選手権大会が開催されます。日々、夢見てきた甲子園出場を目指して、試合ができることに喜びを感じています。私たちが試合をできるのは、多くの方々のいろいろな面での支えや協力のおかげだと思っています」と感謝を述べ「私たち選手一同はコロナ禍の中、大会が開催されることに感謝し、仲間と積み上げてきた努力を十分に発揮し、コロナウイルスで落ち込んでいる世の中に笑顔、勇気、感動を与えられるよう全力でプレーすることを誓います」と宣言した。